2023/4/7(金)
今朝姉から、「夜中に宏が死んだ」とLINEで連絡が入った。
宏とは、私の小学校の唯一の同級生。
佐渡のへき地の複式学級方式の小学校。
彼は小学生の頃神童と言われていた。
頭の回転が速かった。
折り目がしっかりついたズボンをいつもはいていた。
中学では私を含めた6人の教室。段々話さなくなった。彼は頑固な奴になっていた。怒ると真っ赤な顔をしていた。
高校。科こそ違うけれど同じ学校に通った。オタク系になっていってた。
高校卒業してからは連絡取らず、会う事もなかった。
でも、小さい地域なので話には聞いていた。
30~40代の頃から身体を悪くし、目が見えなくなり、鍼灸師としてやっている、と聞いた。
何となく、会えなかった。
神童がこんなに早く逝ってしまった。
親死ね
子死ね
孫死ね
この順番を守れなかった。
彼の人生を彼はどう思っていたのだろうか。
やり残した事はあったろうか。
私も段々同級生や同世代が逝く世代になってきた。
残された私は、不安、でも、寂しい、でも、どう表現するのが一番ぴったりくるのかわからない、複雑な心理を、今、抱いている。
宏、次世では健康な人で会おう!
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